《アメリカーナ》(読み)あめりかーな

世界大百科事典(旧版)内の《アメリカーナ》の言及

【パベーゼ】より

…エイナウディ社の創設(1933)に加わり,《クルトゥーラ(文化)》誌上に英米文学論を掲載したが,これはのちに評論集《アメリカ文学論その他》(1951)にまとめられた。ほとんど時を同じくして,当時未知であったアメリカ文学の活力に注目した人物に,E.ビットリーニ,E.モンターレ,そしてE.チェッキがいたが,共同して彼らの編んだ翻訳作品集《アメリカーナ》(1942)が反ファシズム文学に寄与した力は大きい。 親友レオーネ・ギンツブルクの後を引き受けて編集長を務めていた《クルトゥーラ》誌がファシズム当局の弾圧に遭い,パベーゼはカラブリア地方の僻村ブランカレオーネに流刑された。…

※「《アメリカーナ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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