《インディアス教会史》(読み)いんでぃあすきょうかいし

世界大百科事典(旧版)内の《インディアス教会史》の言及

【メンディエタ】より

…能文家だった彼は,しばしば同僚を代表して数多くの書簡をスペイン国王および植民地行政の責任者に書き送り,その中でとりわけ原住民に対する施策の誤りや欠陥を遠慮のない語調で指摘,あるいは一般入植者の不正や横暴を厳しく告発した。さらに上長の命令に従ってモトリニアその他の先駆者の資料に基づく浩瀚な《インディアス教会史》を1597年に著した。征服以前のメシーカ(アステカ文化)社会と征服後の宣教その他ヌエバ・エスパニャ社会の動向を知るのに有益な本書は1870年に初めて刊行され,1971年にも再版された。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」