《キャッチ-22》(読み)きゃっちにじゅうに

世界大百科事典(旧版)内の《キャッチ-22》の言及

【ヘラー】より

…高校卒業後,空軍に入って第2次大戦の際イタリアで従軍。その体験を織りこんだ処女作《キャッチ‐22》(1961)は,戦争小説の形をとりながら,現代アメリカの資本主義体制の不条理を痛烈に風刺しており,ベトナム戦争に反対する若者のあいだで爆発的な人気を博した。《輝けゴールド》(1979)は政界入りの野心に燃えるユダヤ人大学教授の内面的な堕落を描いた小説である。…

※「《キャッチ-22》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」