《クロケット暦》(読み)くろけっとれき

世界大百科事典(旧版)内の《クロケット暦》の言及

【クロケット】より

…35年,最終的に議席を失った後,テキサスに渡り,そのメキシコからの独立を支援,アラモ砦の戦で戦死した。生前から,《デービッド・クロケット大佐の横顔と奇行》(1833),《デービッド・クロケットの生涯の物語》(1834)その他,彼の著作とされる作品で,フロンティア精神のユーモラスな化身となっていたが,死後は多数の《クロケット暦》まで出て,アメリカ西部民話の最大の主人公となった。トール・テール【亀井 俊介】。…

【トール・テール】より

…主人公には実在の人物ダニエル・ブーンやデービー・クロケット大佐も登場する。1835年から56年まで発行された《クロケット暦》に刷られたほら話を通して,クロケットのみならずブーンや,〈竜骨船の王者〉というあだ名のフィンクMike Fink(1770?‐1823?)の名が西部一帯に広く知れ渡った。ソープThomas B.Thorpe(1815‐78)による《アーカンソーの大熊》(1841)は古典に入る。…

※「《クロケット暦》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」