世界大百科事典(旧版)内の《ハンガリー舞曲》の言及
【ブラームス】より
…ブラームスは自国の民謡ばかりでなく,他のさまざまな国の民俗音楽も数多く収集し研究して創作の糧とした。12集にのぼるドイツ民謡の編曲や全4集21曲からなるピアノ連弾のための《ハンガリー舞曲》(1852‐69)はそのような成果の一例である。事実,彼の声楽曲はもとより,器楽曲の多くの主題やモティーフのなかに民謡風な性格が見いだされる。…
※「《ハンガリー舞曲》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」