《パリシシュタパルバン》(読み)ぱりししゅたぱるばん

世界大百科事典(旧版)内の《パリシシュタパルバン》の言及

【ヘーマチャンドラ】より

…サンスクリットやプラークリット(俗語)の文典および辞書,詩学と音韻学の入門書,哲学論書など,広い分野にわたってすぐれた学術書を著した。一方,開祖マハービーラをたたえる詩集《ビータラーガ・ストートラ》や,長編の叙事詩《トリシャシュティシャラーカープルシャ・チャリタ(63偉人伝)》10巻とその補遺《パリシシュタパルバン》を書いて,詩人としても令名をはせた。ヘーマチャンドラはインド文学史上に不朽の名をとどめるが,またジャイナ教教団史の上でもきわめて重要な位置を占め,中世以降の西インドにおける同教の隆盛も,彼なくしてはほとんど考えられないとまでいわれる。…

※「《パリシシュタパルバン》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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