《二十一社記》(読み)にじゅういっしゃき

世界大百科事典(旧版)内の《二十一社記》の言及

【元元集】より

…各編の冒頭には,親房の各編についての考えが述べられているが,基本的な資料を抜粋し配列したものである。親房は,この書に集成した神道の知識をもとに,神道の理論化を試みて《東家秘伝》を著し,神々に関する具体的な知識をまとめて《二十一社記》を書いた。その後親房は奥州の南朝軍を組織するために常陸に下ったが,その際《元元集》を携行したらしく,常陸の城中で《神皇正統記》を著すにあたり,本書を資料としたことがわかっている。…

※「《二十一社記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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