《人さまざま》(読み)ひとさまざま

世界大百科事典(旧版)内の《人さまざま》の言及

【ラ・ブリュイエール】より

…家庭教師の任務終了後も引き続きコンデ家に仕え,つつましいながらも安定した生活と絶好の人間観察の場を与えられた。88年ギリシアの哲学者テオフラストスの《性格論(人さまざま)》の翻訳とその付録という形で,彼自身の手になる《当世性格論または当世風俗誌》(通称《人さまざま》)を出版するや,たちまち大反響を呼び,版を重ねた。第4版以降大幅な増補改訂が行われ,第8版(1694)の項目数は初版の3倍近くに達した。…

※「《人さまざま》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」