《人の一生》(読み)ひとのいっしょう

世界大百科事典(旧版)内の《人の一生》の言及

【漫画】より

…その際に,《鳥獣戯画》をはじめ《地獄草紙》《餓鬼草紙》《病草紙》,江戸時代に入っての浮世絵,大津絵,鳥羽絵,さらに南画,禅画等における漫画的手法が掘り起こされて,大正時代に入っての岡本一平,近藤浩一路,池部鈞,前川千帆,宮尾しげをの漫画があらわれる。岡本一平が1921年に《朝日新聞》に連載した《人の一生》は漫画入り小説として日本最初の作である。
[現代の漫画]
 マス・コミュニケーションと結びついて発達したのが,現代社会での漫画の形である。…

※「《人の一生》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」