《動物の書》(読み)どうぶつのしょ

世界大百科事典(旧版)内の《動物の書》の言及

【ジャーヒズ】より

…またアラブの伝統文化を攻撃するペルシア人のシュウービーヤ運動に対して,アラブの古詩や伝承を取り入れて逸話文学のジャンルを開拓し,アラブ人文主義に最終的な勝利をもたらした。バスラで病没するまでに書かれた著作は約200点,そのうち現存する完本は30で,主著はペルシア人を風刺した《けちんぼども》,修辞法を説いた《雄弁と明解の書》,後の民族学・博物学の基礎となった《動物の書Kitāb al‐ḥayawān》などである。【佐藤 次高】。…

※「《動物の書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android