《岡目八目》(読み)おかめはちもく

世界大百科事典(旧版)内の《岡目八目》の言及

【大田南畝】より

…また1775年(安永4)に《甲駅新話》を書いてからは洒落本作者として活躍し,《変通軽井茶話(へんつうかるいざわ)》ほか数編の佳作をのこすという幅ひろい文学活動によって,安永末年(1780)には文芸界の中心的な存在になっていた。そして81年(天明1)《菊寿草》,翌年《岡目八目》で新興の黄表紙の作品批評を試み,さらに《此奴和日本(こいつはにつぽん)》など実作も数種を数えるが,この面では成功を収めなかった。一方狂歌は,83年赤良編《万載狂歌集》と橘洲編《狂歌若葉集》が競争的に出版されたのが刺激となって熱狂的な流行が始まった。…

※「《岡目八目》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android