世界大百科事典(旧版)内の《浮雲》(映画)の言及
【成瀬巳喜男】より
…《妻よ薔薇のやうに》(1935)での女性像(千葉早智子)の鮮やかさは,《鶴八鶴次郎》(1938)の山田五十鈴,《めし》(1951)の原節子などにうけつがれ,《稲妻》(1952)に始まる高峰秀子とのコンビを決定的なものにする。林芙美子原作の《浮雲》(1955。高峰秀子主演)をはじめ,田中澄江,水木洋子などの女性シナリオライターとの協力も多い。…
※「《浮雲》(映画)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」