《田舎女房》(読み)いなかにょうぼう

世界大百科事典(旧版)内の《田舎女房》の言及

【ウィッチャリー】より

…処女作《森の中の恋》(1671初演),次いで《紳士の舞踏教師》(1672初演)を発表。もっとも有名な第3作《田舎女房》(1675初演)は,性的不能者を装って世間の夫たちを油断させ,人妻を誘惑する男を主人公として,当時の社交界の乱れた男女関係を赤裸に描写したもので,卑猥との非難もうけた。最後の作品はモリエールの《人間嫌い》をもとにした《率直な男》(1676初演)で,社交界の偽善を激しく風刺した。…

※「《田舎女房》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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