《空想より科学への社会主義の発展》(読み)くうそうよりかがくへのしゃかいしゅぎのはってん

世界大百科事典(旧版)内の《空想より科学への社会主義の発展》の言及

【空想的社会主義】より

…エンゲルスは《反デューリング論》(1878。うち三つの章をP.ラファルグが編んで《空想より科学への社会主義の発展》(1880)が成立)において,マルクスと彼自身が創始した科学的社会主義に対比して,それ以前の社会主義を空想的社会主義と規定した。その代表者として19世紀初頭のサン・シモンフーリエオーエンがあげられ,以来この言葉は狭義にはこの3人を指して用いられる。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」