世界大百科事典(旧版)内の《肉蒲団》の言及
【肉】より
…《書言故事》によれば,唐の楊国忠は酒宴のおりに,多くの女性に机や食膳を持たせてこれを〈肉台盤〉と称し,冬には客のまわりを取り囲ませて〈肉屛風〉と言い,皮下脂肪に富む太った女性を並べて風を防いで〈肉障〉と言った。李漁の作とされる艶書《肉蒲団》は数人の美女と閨房をともにする男の物語である。いずれも柔軟な皮下組織を肉とする考えから出ている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」