《花間集》(読み)かかんしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《花間集》の言及

【詞】より

…唐の滅亡後,五代の多くの地方政権のうち,蜀と南唐の宮廷において詞が流行し,蜀の宰相韋荘,南唐では国主の李璟(りえい),李煜(りいく)父子(《南唐二主詞》)と宰相の馮延巳(ふうえんし)などが優れた詞を作った。また蜀では最初の詞の精華集《花間集》が編まれている(940)。 北宋のなかば仁宗(在位1022‐62)の代に詞は飛躍的に発展する。…

※「《花間集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」