《農業論》(ウァロ)(読み)のうぎょうろん

世界大百科事典(旧版)内の《農業論》(ウァロ)の言及

【ウァロ】より

…彼の執筆活動は歴史,言語,文芸,哲学,法律,弁論,地理,農業,建築,医学等多岐にわたり,55の著作名が知られているが,実際の著作数はそれをはるかに上回ると伝えられている。現存する作品は当時の農業事情を知る上で不可欠の史料とされる《農業論》3巻と,《ラテン語論》全25巻中の5~10巻だけである。彼の功績はギリシアの学問をローマの土壌に定着させた点にあるが,その幅広い知識は古代末期の代表的知識人シンマクスをして〈ローマ的教養の父〉と言わしめている。…

※「《農業論》(ウァロ)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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