《雁塔聖教序》(読み)がんとうしょうぎょうじょ

世界大百科事典(旧版)内の《雁塔聖教序》の言及

【聖教序】より

…その数は多いが,唐の貞観22年(648)玄奘三蔵が《瑜伽師地論》100巻を翻訳したのに対して,太宗から賜った序が最も古く名高い。永徽4年(653),その序文を褚遂良(ちよすいりよう)が書いて長安の慈恩寺大雁塔内に建てたのが《雁塔聖教序》である。また弘福寺の寺主円定らが勅許を得て,寺僧懐仁に命じて王羲之の書から集字させて刻したのが《集王聖教序》である。…

【褚遂良】より

…書は王羲之を宗とし,欧陽詢(おうようじゆん),虞世南(ぐせいなん)とともに初唐の三大家と呼ばれる。代表作として《雁塔聖教序(がんとうしようぎようじよ)》などがあげられる。【外山 軍治】。…

※「《雁塔聖教序》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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