うつしゑ都楽(読み)うつしえとらく

世界大百科事典(旧版)内のうつしゑ都楽の言及

【大衆演芸】より

…写し絵も同じ運命をたどった。これは動く幻灯のことであり,すでに享和(1801‐04)のころに,うつしゑ都楽(富士川都楽)が上野で見た〈阿蘭陀(オランダ)エキマン鏡〉を種にしてくふうし,風呂桶のような小箱に穴をあけ,ビードロを用いて絵を写して見せた。明治にも両船亭船遊,結城孫三郎,玉川文楽らがこれを演じたがしだいに消えた。…

※「うつしゑ都楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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