えびの高原[温泉](読み)えびのこうげん

世界大百科事典(旧版)内のえびの高原[温泉]の言及

【えびの[市]】より

…米,サトイモ,キャベツなどの生産のほか畜産,酪農も盛ん。京町温泉,吉田温泉は県内で最も古い温泉地であるが,近年えびの高原は温泉地,休養地として有名になってきた。甑(こしき)岳の針葉樹林,えびの高原のノカイドウ自生地は天然記念物。…

【えびの高原】より

…かつては蝦野と書いた。高温の蒸気によるえびの高原温泉(ミョウバン・緑バン泉,96℃)があり,夏季は平均気温約20℃と涼しく霧島火山群への登山が容易であること,1961年小林市から同高原を経て霧島温泉に通じる有料道路が完成して宮崎市や鹿児島市との交通連絡が容易になったことなどによって,同高原はレクリエーション,保養の地として広く知られてきた。高原の自然は美しく,現在も噴気活動を激しく続けている硫黄山,付近にある白紫(びやくし)池,六観音池,不動池の各火口湖,樹齢100年をこえる数千本のアカマツの美林,ノカイドウ自生地(天),ミヤマキリシマなどは貴重な研究資料である。…

※「えびの高原[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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