はららご

世界大百科事典(旧版)内のはららごの言及

【サケ(鮭)】より

…《本朝食鑑》が書かれた時代には,楚割鮭はもうなかったらしく,これは昔あったもので塩引の類かと推測している。同書はまた乾鮭(からさけ),鮞(はららご∥はらら)といったものの製法についても記載している。乾鮭は《宇治拾遺物語》巻十二の聖宝(しようぼう)僧正の逸話その他に見えるが,内臓を除いてそのまま干し上げたものだという。…

【すじこ(筋子)】より

…サケ,マスの卵巣,およびその塩蔵品。古くは〈はららご(鮞)〉〈はらら〉〈甘子(あまこ)〉とも呼び,現在は〈すずこ〉とも呼ぶ。卵巣膜に包まれたままのもので,卵粒をほぐしてばらばらにしたものがイクラである。…

※「はららご」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android