アシュール前期文化(読み)あしゅーるぜんきぶんか

世界大百科事典(旧版)内のアシュール前期文化の言及

【旧石器時代】より

…その頃の人類の遺骸は未発見であり,それが猿人であるか原人であるかは不明だが,オルドバイ文化に属すると思われるチョッパーやチョッピングトゥールが,フランスのバロネ洞窟,シラク遺跡,スペインのビュイグ・デン・ロカ遺跡などから発見されている。70万年前から40万年前になると,アフリカ起源のハンド・アックスを特色とする文化(アシュール前期文化)がヨーロッパに広がった。この時期の遺跡からは原人の化石がかなり発見されており,とくにフランス南部のアラゴ洞窟出土の原人頭骨は著名である。…

※「アシュール前期文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android