アダマワ・東部語群(読み)あだまわとうぶごぐん

世界大百科事典(旧版)内のアダマワ・東部語群の言及

【アフリカ】より

…スワヒリ語Swahiliやコンゴ語はバントゥー諸語に含まれる。(f)アダマワ・東部語群Adamawa‐Eastern アダマワ諸語と東部諸語に大別されるが,そこに含まれるのはほとんどが小言語である。
[ナイル・サハラ語族]
 サハラ砂漠中央部から東アフリカにかけて,スーダン共和国,ウガンダのナイル川流域,ケニア西部と中央部,タンザニア北部などに散らばる多数の小言語から成るアフリカ第2の大語族である。…

【ニジェール・コンゴ語派】より

…西アフリカ語群(大西洋側語群)West Atlantic(フラ語,ウォロフ語など),マンデ語群Mande(マンデカン語,バイ語など),ボルタ語群Voltaic(グル語群Gurともいう。モシ語,セヌフォ語など),クワ語群Kwa(ヨルバ語,イボ語など),アダマワ・イースタン語群(アダマワ東部語群)Adamawa‐Eastern(サンゴ語,ザンデ語など),ベヌエ・コンゴ語群Benue‐Congo(ティブ語,バントゥー諸語など)の6グループに下位区分される。このうち,バントゥー諸語を含むベヌエ・コンゴ語群は,約2000年前に故地のニジェール川の支流であるベヌエ川中流域(ナイジェリア)から急速に拡張をはじめ,現在の東アフリカから南アフリカ一帯の広い地域に分布するようになったものである。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」