アッシュールウバリト[1世](読み)あっしゅーるうばりと

世界大百科事典(旧版)内のアッシュールウバリト[1世]の言及

【アッシリア】より

…この時期においても,前1670年ごろ以降,古都アッシュールではアッシリア人の王朝が存続し,その王名表が伝承されている。 長い雌伏期の後,前14世紀中ごろアッシュールウバリト1世Assur‐uballit I(在位,前1365‐前1330)が登場し,ヒッタイト王と結んで,前1350年以降ミタンニを攻撃して北部メソポタミアを回復,ふたたび富強な王国を建設した。王はスバルトゥと呼ばれていたアッシリアを初めて〈アッシュールの地〉と命名し,自ら大王と称し,エジプトと対等に交渉し,バビロニアの政治にも介入した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」