アルカバラ(読み)あるかばら

世界大百科事典(旧版)内のアルカバラの言及

【通商院】より

…こうしてフロータスによって搬出・搬入される物資もすべて通商院の統制下におかれたが,なかでも新大陸産の貴金属(うち20%は五分の一税として国庫に収められた)は全植民地時代を通じて最も重要な品目であった。(2)関税業務 王権は新大陸貿易に対しアルカバラalcabala(取引税)とアルモハリファスゴalmojarifazgo(輸出入関税)の二つの税を課した。1566年までは,スペインからの輸出品については合計で7.5%,新大陸からの輸入品には15%,同年以降それぞれ15%,17.5%の従価税が課せられた。…

※「アルカバラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」