アルツハイマー原繊維変化(読み)あるつはいまーげんせんいへんか

世界大百科事典(旧版)内のアルツハイマー原繊維変化の言及

【老化】より

…(3)架橋結合説 生体内の重合体の側鎖間に,時間の経過とともに架橋結合が生じて分子の形を変え,生物学的作用を変化させたり,不溶化とし,細胞の内外に蓄積して細胞の機能を損なうというものである。DNA,RNA,タンパク質に架橋が形成されると,異物として認識されるため自己免疫病の原因となり,糖尿病,白内障,アルツハイマー原繊維変化,パーキンソン症候群などのもとになる。細胞と細胞のすきまを埋めて,細胞の微小環境をつくっている結合組織の主要な構成成分は,3本鎖の繊維状タンパク質のコラーゲンで,支持,補強などの機械的機能を営んでいる。…

※「アルツハイマー原繊維変化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」