アレン,W.(読み)あれん

世界大百科事典(旧版)内のアレン,W.の言及

【喜劇映画】より

…いずれにしても,ボードビルやラジオ出身のコメディアンは,映画よりも,生のテレビに本領を見せた(例えば《ダニー・ケイ・ショー》のケイは,どの映画の彼よりも芸達者に見えた)。ボブ・ホープのギャグマンから身を立てたウッディ・アレンは,ナイトクラブやテレビの〈スタンダップ・コミック〉で人気を博し,60年代末から70年代にかけて映画へ進出した。はげの小男で,しかもユダヤ人であることをねたにする,マゾヒスティックなジョークに,セックスをからませた自作自演の笑いには,神経症的な幼児性と洗練された都会性がある。…

※「アレン,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」