イアピース法(読み)いあぴーすほう

世界大百科事典(旧版)内のイアピース法の言及

【色素希釈法】より

…記録部位ではキュベットcuvetteと呼ぶ小さな薄い容器(セル)に血液を一定速度で吸引し,色フィルターをつけた光電比色計によって色素希釈曲線を連続的に記録する。また耳介(耳たぶ)をセルにみたてて耳介を通過した後の変化を観察する簡便法(イアピース法earpiece method)もある。本法により,心拍出量,心臓通過時間,先天性心臓病に伴う心臓内の異常な短絡および心臓弁膜症に伴う逆流の程度をおおまかに知ることができる。…

※「イアピース法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」