イニティウム(読み)いにてぃうむ

世界大百科事典(旧版)内のイニティウムの言及

【テノール】より

…時代とジャンルにより主として次の五つの意味で使われる。(1)単旋聖歌の朗唱定式や詩篇唱定式において,イニティウム(始唱部)に続く主部(同一音の反復により音高を一定に保って言葉が唱えられる)を指す。(2)1250年ころから1500年ころにかけての多声音楽においては,楽曲の構造を支える基礎となる声部を意味する。…

※「イニティウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」