インダストリアル・アート(読み)いんだすとりあるあーと

世界大百科事典(旧版)内のインダストリアル・アートの言及

【工芸】より

… ところで,工芸を工業的産物とみなすといっても,手や簡単な機械によってつくられていたうちは,それは観念上のことでしかなく,美術との間に実質的な違いはなかった。しかし産業革命後の本格的な機械の登場は,工芸を昔ながらのハンディクラフトhandicraft(手工芸)とインダストリアル・アートindustrial art(産業芸術)とに分化させた。機械生産固有の性質に適合するデザインが新たに生み出されたのである。…

※「インダストリアル・アート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」