インディアス新法典(読み)いんでぃあすしんほうてん

世界大百科事典(旧版)内のインディアス新法典の言及

【インディアス法】より

…そのうえ,18世紀に入ると本国の対植民地政策が大きく転換し,〈集成〉とは矛盾する多くの法令が生まれた。かくして,新たな法典編纂の必要に迫られたが,18世紀末に完成した〈インディアス新法典〉は,わずかにその第1編のみが施行され,他は草案にとどまった。 一方,新大陸を統一的に規制しようとする本国の立法は,植民地の多様な現実を無視する結果となり,しばしば直接の執行者たる植民地官吏の強い抵抗に遭い,譲歩を余儀なくされた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」