インノケンティウス[8世](読み)いんのけんてぃうす

世界大百科事典(旧版)内のインノケンティウス[8世]の言及

【焚書】より

… 〈異端〉の本を焼くこと(しばしば著者の焚刑と併せて)は中世末から18世紀にかけて,全ヨーロッパ的規模で慣行化していた。教皇インノケンティウス8世は1487年の教書で,〈異端,不敬,中傷誹謗〉の本の流通禁止,著者の処罰を求め,罰則として破門,罰金,焚書をあげている。しかし,焚書を民衆教戒の熱狂的な儀式として組織したのは,ごく短期間(1494‐98)フィレンツェを支配した改革者サボナローラである。…

※「インノケンティウス[8世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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