ウサノビチ,M.(読み)うさのびち

世界大百科事典(旧版)内のウサノビチ,M.の言及

【酸・塩基】より

…ブレーンステズ=ローリーのHを中心とした見方を,H2O⇄2H+O2-からちょうど逆の考え方としているものと考えることができる。(5)ウサノビチの概念 1939年ウサノビチM.Usanovichの提案による最も極端な考え方で,ルイスの概念をさらに発展させたものである。酸・塩基といっても酸化・還元といっても,つまりは物質を構成している粒子間の電子のやりとりにすぎないとして,〈酸は,陽イオンを与えるか,陰イオンと結合することのできる物質であり,塩基は,陰イオンを与えるか,陽イオンと結合できる物質である〉とした。…

※「ウサノビチ,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android