ウルグ・ベクの天文表(読み)うるぐべくのてんもんひょう

世界大百科事典(旧版)内のウルグ・ベクの天文表の言及

【星表】より

…プトレマイオスの《アルマゲスト》にある星表はヒッパルコスの前2世紀ころの1022個の星の位置観測を138年の座標に換算したもので,その後中世までの諸星表はこれを原典として座標を換算しただけのものが多い。ティムール王朝のウルグ・ベクは,1420年サマルカンドに天文台を建設,ここでの観測の成果はウルグ・ベクの天文表(1437)にまとめられた。星表の記載形式はプトレマイオスのものと同じで,星1018個が記録されている。…

※「ウルグ・ベクの天文表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android