エル・アマルナ(読み)えるあまるな

世界大百科事典(旧版)内のエル・アマルナの言及

【アマルナ】より

…エジプト中部のナイル東岸にある古代エジプト第18王朝の宗教改革王イクナートンの都址。古代エジプト名アケトアテンAket‐Aten(〈アテンの地平線〉の意),現在の正式名はエルアマルナAl‐‘Amārnaで,テル・エルアマルナTell al‐‘Amārnaともよばれる。改革の実現のため王の治世第4年に造営が決定され,第6~第8年の間にテーベより遷都してから,次王ツタンカーメンの治世第4年に放棄されるまでわずか15年ほどの都であったが,都市計画にもとづいて処女地に建設され,のち異端の都としてほぼ完全に破壊放棄されたため,遺構の基礎部分の保存がよく,都市のプランを知りうる古代エジプトでは数少ない遺跡の一つとして重要である。…

※「エル・アマルナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android