エール(酒)(読み)えーる

世界大百科事典(旧版)内のエール(酒)の言及

【宴会】より

…神々に家畜を捧げ,ギリシア人のように一部を祭壇で燃やす場合は肉の残りが,ゲルマン人のように神像を血で塗る場合は肉の全部が,参会者によって共同で食べられる(共食)。このとき地中海地方ではワインが,北欧ではエール(ビール)が飲まれたので,供犠の宴は乱飲乱舞の場(オージー)となる。各民族の共同体的祭祀の宴の多くは,中世にもキリスト教的祝祭の外被のもとに保存された。…

※「エール(酒)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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