オオスギゴケ(読み)おおすぎごけ

世界大百科事典(旧版)内のオオスギゴケの言及

【コケ植物(苔植物)】より

…京都市の西芳(さいほう)寺(苔寺)の庭園はコケを巧みに使った名園である。観賞用に利用される種類はオオスギゴケ,ホソバノオキナゴケ,コバノチョウチンゴケ,ヒノキゴケなどである。樹幹に着生するコケの種類構成は,その場所の大気の環境条件を敏感に反映するので,大気汚染の指標として有効である。…

【スギゴケ】より

…蘚帽は蒴を深く覆い毛を密生し,英名のhair‐cap mossはこの性質に由来する。オオスギゴケPolytrichum formosum Hedw.(イラスト)は世界に広く分布し,日本では全国の山野に普通に産し,やや明るい場所の土上に群生する。社寺や人家の庭にも多く見られる。…

※「オオスギゴケ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」