オーエンズ・マシン(読み)おーえんずましん

世界大百科事典(旧版)内のオーエンズ・マシンの言及

【オーエンズ】より

…バージニアの炭鉱夫の息子で,ガラス工として育ち,1898年自動製瓶機を発明し,これに付随する4種のアメリカ特許を1895‐1904年に取得した。〈オーエンズ・マシン〉と呼ばれるこの装置は,窯から溶融ガラスを取り出し成形,冷却して並べるまでの工程を人手をかりずに行い,1時間に数千本の瓶を製造できる最初の完全自動機械であった。ヨーロッパでは,製瓶業者カルテルがオーエンズ・マシンのヨーロッパ特許を独占買収し,業界全体の自動化の流れを抑える傾向にあった。…

※「オーエンズ・マシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」