カリナイト(読み)かりないと

世界大百科事典(旧版)内のカリナイトの言及

【ミョウバン(明礬)】より

…比重1.97,水によく溶け,ミョウバンより収れん性が強い。ミョウバンによく似た鉱物で,自然ミョウバンとも呼ばれるカリナイトkaliniteは,形態が繊維状で光学的に二軸性があることからミョウバンとは違うものとされ,KAl(SO4)2・11H2Oの組成をもつものと考えられている。火山の昇華物として産することが多いが,黄鉄鉱の酸化で生じた硫酸のため,長石類が変成して生成することもある。…

※「カリナイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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