世界大百科事典(旧版)内のクロブナ(植物)の言及
【ブナ(橅∥椈)】より
…このため,属名Fagusはギリシア語のphagein(食べる)を語源としている。イヌブナ(別名クロブナ)F.japonica Maxim.(英名Japanese beech)(イラスト)は樹皮が暗灰色であり,葉の裏に白色の絹毛が残り,殻斗が堅果より短く,その柄が3~4cmと細長い。岩手県から熊本県南部までの太平洋側に多く分布し,ブナよりやや低標高にはえる。…
※「クロブナ(植物)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」