クーヘ・ラフマト(読み)くーへらふまと

世界大百科事典(旧版)内のクーヘ・ラフマトの言及

【ペルセポリス】より

…ダレイオス1世,クセルクセス1世の2代にわたって造営された。クーヘ・ラフマトKūh‐e Rahmat(〈慈悲の山〉の意)西斜面の自然の岩盤に,一部,切石積みを施して,西側面455m,南側面290mのほぼ平行四辺形をなした大基壇が造成され,その上に謁見殿(アパダーナ),ダレイオス宮殿,クセルクセス宮殿,中央殿,百柱殿,後宮(ハレム),宝蔵などが建てられた。この建設工事にはイオニア,リュディア,シリア,エジプト,アッシリア,バビロニアのほか,バクトリア,ソグドなど,帝国各地から多くの工人,労働者が動員された。…

※「クーヘ・ラフマト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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