グラマワーリー制度(読み)ぐらまわーりーせいど

世界大百科事典(旧版)内のグラマワーリー制度の言及

【マハールワーリー制度】より

…19世紀にイギリス植民地政府によって,インドのウッタル・プラデーシュ,北西州,パンジャーブなどで実施された徴税制度。グラマワーリーGramawārī制度とも呼ばれる。マハールとは〈区画〉の意。ライーヤトワーリー制度のように,個別の土地所有者と地税徴収契約を結んだり,あるいはザミーンダーリー制度のように大地主との契約,土地の競売といった内容ではなく,複数の〈区画〉または村落全体に対して地税を課する制度である。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」