世界大百科事典(旧版)内のトンキッポ・ハラエーの言及
【アイヌ】より
…それらは多く本来は古く狩漁に出る前に行われた予祝祭で,巫者によって演じられた仮装舞踊劇から脱落したものであったらしい。胆振の幌別に〈トンキッポ・ハラエー〉という踊りがある。これは踊り手が2組に分かれ,各組1列になり,それぞれの組の者が鉛筆くらいの太さの24cmばかりの棒を2本,両手に1本ずつ端を握って立ち,まず上体を勢いよく前にかがめ,その反動を利して身をかがめたままこんどは上体を後にそらし,両ひじを曲げて2本の棒をふりかざすような形をとる。…
※「トンキッポ・ハラエー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」