ドマルトー,G.(読み)どまるとー

世界大百科事典(旧版)内のドマルトー,G.の言及

【銅版画】より

…(3)クレヨン法crayon mannerは防食被膜にモレットやルーレットという多数の小突起がついた道具で版をつくり,チョークやパステルによる絵の粉っぽい効果を版画で再現するために,1757年フランソアJean‐Charles François(1717‐69)によって考案された。ドマルトーGilles Demarteau(1729‐76),ボネLouis‐Marin Bonnet(1743‐93)がその名手で,後者は数枚の版による精巧な多色刷をつくった。(4)鉛筆やチョークに似た効果はソフト・グランド・エッチングsoft‐ground etching(フランス語ではベルニ・ムーverni mou)によっても得られる。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」