ノーバト・ハーネ(読み)のーばとはーね

世界大百科事典(旧版)内のノーバト・ハーネの言及

【ノーバト】より

…それ以上に施政者の威厳と支配権を領内にあまねく知らしめるという象徴的な機能をも果たした。かつてイスラムの影響が及んだ地域(北アフリカから東南アジアまで)に広く存在し,ノーバトの呼称以外に,ノーバト・ハーネ,タブル・ハーネ(インド,パキスタン),ナッカーレ・ハーネ(イラン),メヘテル・ハーネ(トルコ)などとも呼ばれた。 なおアラビア語でナウバは〈順番〉を意味するが,中世アラブ世界の室内の古典音楽の大規模な合奏形式をも意味し,今日でもマグリブ地方ではその伝統が生きている。…

※「ノーバト・ハーネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android