ハカ(舞踊)(読み)はか

世界大百科事典(旧版)内のハカ(舞踊)の言及

【オセアニア】より

…このことはポリネシアとミクロネシアで顕著である。
[声楽]
 声楽についていえば,日常の話し言葉の抑揚を強調し,音階音よりも滑音(グリッサンド)を多用した朗唱(たとえばハワイの無伴奏独唱歌オリ)やリズミカルな叫び(マオリの激しい舞踊ハカに伴う発音)ないしつぶやき(パラオの風刺歌ダラン)を一方の極端とすれば,他端には和声的な合唱(ポリネシアの大半)や音色,音高を声部ごとに区別した多声部唱法(パラオの踊り歌や葬送歌)がある。合唱では平行歌唱がとりわけ多く,8度(オクターブ),6度,3度,4度,5度によるものが,ヨーロッパの影響としてではなくポリネシアの伝統として行われてきたし,ミクロネシアでは2度平行歌唱さえきかれる。…

※「ハカ(舞踊)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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