ハーッジー・ベクターシュ(読み)はーっじーべくたーしゅ

世界大百科事典(旧版)内のハーッジー・ベクターシュの言及

【ベクターシュ教団】より

…トルコの神秘主義教団。開祖ハーッジー・ベクターシュḤājjī Bektāsh(?‐1337ころ)は一説では12世紀にホラーサーンからアナトリアに到来したが,教団の組織化は15世紀初めから1世紀間にわたって進められた。15世紀後半にはイエニチェリ軍団と結合し,その教育と戦場への従軍において排他的な特権を維持した。…

【ヤサウィー教団】より

…アフマドの作とされる《ディーワーネ・ヒクマト》,ハキーム・アタの《バクルガン・キターブ》などはその代表的作品である。なおアフマドの孫弟子にあたるハーッジー・ベクターシュは小アジアにおいてイエニチェリと関係のあったことで名高いベクターシュ教団を創設した。【間野 英二】。…

※「ハーッジー・ベクターシュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android