世界大百科事典(旧版)内のバット(野球)の言及
【野球】より
…これはラウンダーズroundersという,クリケットから派生した子どもの遊びをさし,クリケット同様に18世紀にはアメリカにもちこまれていたと思われる。ラウンダーズは1チーム9人の2チームが,ボールとバット(スティック)を用いてラウンダー(四つのポストを一周すること)を争うもので,野球のベースをやや変形した位置に木の棒(ポスト)を立てる。また,アメリカで生まれたといわれる遊びの中にも,ワナキャットone old catなど,野球の要素を含んだものがあり,結局,これらのボールとバットとベースを用いるゲームが集約され,19世紀前半にベースボールが成立したというのが現在の定説になっている。…
※「バット(野球)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」