世界大百科事典（旧版）内のパンティ・ストッキングの言及
【靴下】より
…爪先から脚部をおおう衣類。綿，麻，絹，毛織物，毛皮，化学繊維などで作られ，長さや厚さによってソックス，ハイソックス，タイツ，パンティストッキングなどさまざまの種類がある。脚部だけをおおう習慣は，ゲートル風にひも状のものを巻きつけたものがエジプトやギリシアでみられ，中世にも引き続き用いられてきた。…
【タイツ】より
…タイツが衣服の名称に使われたのは，18世紀から19世紀初期の，体にぴったりした男子のズボンからである。演劇，舞踊，スポーツなどで用いられてきたが，1960年代に，ミニ･スカートの流行でパンティ･ストッキングが現れると，同形の，やや厚めのタイツが一般にも普及するようになった。素材，編み方，色，柄とも豊富になり，防寒，おしゃれ用として愛好されている。…
【ミニ･スカート】より
…ミニ･スカートの丈は膝上10cmほどの丈から超ミニと呼ばれるほど短いものまであらわれ，その後マキシ，ミディなどとスカートの長さは変遷しながらもファッションの一つとして現在も残っている。ミニ･スカートはそれまでのガーター･ベルトで吊るす靴下に代わって，ウエストまであるパンティストッキング(英語ではパンティ･ホーズ)を流行させ，その他の下着の改良を引き起こすもとともなった。【池田 孝江】。…
※「パンティ・ストッキング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」