ポーサ(読み)ぽーさ

世界大百科事典(旧版)内のポーサの言及

【ラテン・アメリカ美術】より

…なかでもアステカ,マヤ,インカなどの高度に発展した土着文明の伝統をもつメソアメリカ,アンデス地方ではヨーロッパ文明の取捨選択が行われ,教会の装飾に非キリスト教的装飾意匠が加えられたし,人的・物的環境に合致した幾つかの独創的な作品も創造された。メキシコでは広大なアトリオatrio(石または日乾煉瓦の壁で囲まれた教会の敷地)に原住民の改宗のために屋外教会やポーサposa(小礼拝所)が設けられ,その後石造の教会が建てられた。スペインから伝えられたムデーハル様式が好まれ,プラテレスコ様式も16世紀建築の典型として現れる。…

※「ポーサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」